手作りのガラス酒器と小鉢で晩酌を|作家・石橋和法の器の選び方

手作りのガラス酒器と小鉢で晩酌を|作家・石橋和法の器の選び方

晩酌の器を作家もので一つずつそろえるなら、先に「何をどれくらい飲むか」と「何をのせるか」を決めると迷いません。埼玉で制作するガラス作家・石橋和法(風村)の器なら、少しずつ飲むなら約250mlの小さなグラス〜artifact積層〜、香りを楽しみたいならチューリップグラス、おつまみには小鉢〜artifact積層〜やつまみの器〜芝〜が合います。

どれもソーダガラスで、耐熱ガラスではありません。熱燗や熱い料理には使わず、冷たいお酒や常温の飲み物、和え物や漬物のような冷たいおつまみに向けて選ぶのが基本です。

つくり手・石橋和法(風村)のガラス

石橋和法さんは1988年、長野県松本市の生まれ。2013年に東京ガラス工芸研究所を卒業し、2015年に瀬戸市新世紀工芸館を修了したのち、同じ2015年から埼玉に拠点を移して制作を続けています。ショップの紹介に掲げている言葉は『暮らしに彩りを』です。

石橋さんの器は、同じ品名でも一つずつ表情が異なります。小さなグラスの商品ページには「ひとつひとつ異なる器の表情を楽しんでいただければ」とあり、小鉢には「色合い、歪み等個体差がございます」と書かれています。色の出方や形の揺らぎが少しずつ違うことは、作家もののガラスを選ぶ楽しさでもあります。

飲む量とおつまみで選ぶ:4種類の器の比較

まずは紹介する5つの品を、大きさと向く使い方で並べます。価格はすべて税込(2026年10月時点)です。

石橋和法(風村)の晩酌の器
品大きさ向く使い方価格
小さなグラス〜artifact積層〜Φ75(胴Φ83)×H80mm・容量約250ml量を控えめに飲む晩酌、普段の飲み物税込4,620円
チューリップグラスH130×φ80mm(口元φ55mm)香りを楽しみたいお酒や飲み物税込7,480円
小鉢〜artifact積層〜商品ページに寸法の記載なしおつまみや小さな料理を盛る税込4,730円
つまみの器〜芝〜φ70×H60mmおつまみ、ジャム、タレ入れ税込3,850円(1個)
つまみの器〜銀鼠〜φ70×H60mmおつまみ、ジャム、タレ入れ税込3,850円(1個)

ぐい呑みを探している人には、小さなグラスの約250mlは大きめに感じるかもしれません。ただ、商品ページでは「普段からあまり量を飲まない方」に向けたグラスとして紹介されています。冷やした日本酒を少しずつ注ぎ足す飲み方にも、水割りやノンアルコールの飲み物にも、一つで対応できる大きさです。

一つずつ見る:器ごとの特徴

小さなグラス〜artifact積層〜:二色が重なるシリーズ

小さなグラスと小鉢は、『artifact積層』というシリーズの品です。小さなグラスは独自に発色させた山吹色と琥珀色を組み合わせたもので、商品ページでは「落ち着いた風合いの中にもどこか気品のようなもの」と表現されています。

形は安定感のある丸いフォルムで、普段使いに向くグラスです。胴の一番太いところがΦ83mm、高さは80mm。商品ページに書かれた納期は7日前後です。

小鉢〜artifact積層〜:揺らぎのある縁

二色が層になっていることと、わざと揺らぎを持たせた縁が特徴の小鉢です。全体にも歪みを持たせた不定形のため、手持ちの器と並べたときのアクセントになります。商品ページにも、他の食器と組み合わせて使えると書かれています。寸法の記載はないので、大きさは商品ページの写真で確かめてください。

石橋和法(風村)の小鉢〜artifact積層〜
小鉢〜artifact積層〜(税込4,730円)

チューリップグラス:香りをグラスの中にとどめる形

チューリップグラスは、緩やかな曲線でふくらみ、口元に向かってすぼまる形のグラスです。チューリップの花のような形が名前の由来と言われ、注いだあとに立ちのぼる香りがグラスの中にとどまりやすく、時間がたっても香りや泡が逃げにくいとされています。

一般に、この形のグラスはウイスキーや日本酒、ワインの香りを確かめるときにも使われます。石橋さんのものは高さ130mm、胴φ80mm、口元φ55mmで、色は「芝」。商品ページでは『日々の頑張る自分に』『日々忙しそうなあの人に』『大切な節目に』と、自分用にも贈り物にも向けた品として紹介されています。容量は商品ページに記載がありません。

石橋和法(風村)のチューリップグラス(色は芝)
チューリップグラス(H130×φ80mm・税込7,480円)

つまみの器:芝と銀鼠の小さな器

つまみの器〜芝〜とつまみの器〜銀鼠〜は、φ70×H60mmの小さな器です。おつまみを盛る、パンにジャムを添える、タレを入れるといった使い方が商品ページで紹介されています。価格は1個の値段で、色の表記はそれぞれ「芝(砂器)」「銀鼠(砂器)」です。

銀鼠(ぎんねず)は、銀色がかった明るい灰色を指す日本の伝統色の名前です。二人で晩酌をするなら、芝と銀鼠を一つずつ選んで色違いで並べるのも一つの方法です(2個で税込7,700円)。

石橋和法(風村)のつまみの器〜銀鼠〜
つまみの器〜銀鼠〜(φ70×H60mm・税込3,850円)

使い方と手入れ:耐熱ではないソーダガラス

5つの品はいずれもソーダガラスで、つまみの器〜銀鼠〜を除く4つの商品ページに「耐熱ガラスではありません」と書かれています(銀鼠のページには注意事項の記載がありませんが、同じソーダガラスの器です)。チューリップグラスとつまみの器〜芝〜には、急激な温度変化を加えると破損の原因になるという注意もあります。

  • 熱燗、熱いお茶、熱い料理には使わない
  • 冷えた器にいきなり熱いお湯をかけるなど、急な温度差を避ける
  • 電子レンジや食洗機は、一般に耐熱でないガラスには向かないとされます。お手元の品の注意書きに従い、手洗いを基本にしてください

ソーダガラスは、窓や瓶などにも広く使われる一般的なガラスです。柔らかいスポンジでやさしく洗い、水気を拭いて乾かせば、日々の手入れは難しくありません。

注文の前に確かめたいことと、よくある質問

  • 個体差: 手仕事の器のため、色合いや歪みは一つずつ異なります。写真と色や形が少し違うことを前提に選んでください。
  • 納期: 小さなグラスは商品ページに「7日前後」とあります。ほかの品は商品ページの表示を確認してください。
  • 送料: ショップの案内では、北海道・沖縄・離島を除く全国一律900円、北海道・沖縄は1,200円です。
  • 返品: ショップの案内では、お客様の都合による返品は「ご遠慮ください」とされています。届いた器が破損していた場合は、到着から1週間以内に連絡するよう書かれています。

ぐい呑みはありますか?

この記事で紹介する品の中に、ぐい呑みとして作られたものはありません。少量を飲むなら約250mlの小さなグラス、香りを楽しむならチューリップグラスが候補です。つまみの器は小ぶりですが、つくり手はおつまみやタレ入れ用として紹介しています。

熱燗に使えますか?

使えません。どの品も耐熱ガラスではないため、熱いお酒や熱湯は避けてください。

贈り物にするならどれがよいですか?

お酒の時間ごと贈りたいならチューリップグラス、気軽に添えるならつまみの器の色違い2つ(税込7,700円)が選びやすい組み合わせです。包装やのしについては商品ページに記載がないため、必要な場合は注文前にショップへ確認してください。

この記事で紹介した品

石橋和法(風村)の器
品特徴価格(税込・2026年10月時点)
小さなグラス〜artifact積層〜山吹色と琥珀色の二色。約250ml4,620円
チューリップグラス口元がすぼまる形。色は芝7,480円
小鉢〜artifact積層〜二色の層と揺らぎのある縁4,730円
つまみの器〜芝〜φ70×H60mm。単品3,850円
つまみの器〜銀鼠〜φ70×H60mm。単品3,850円
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