お正月飾りを、毎年出して、しまって、また使えるものにしたいなら、ガラスの鏡餅が一つの答えです。本物のお餅のようにひび割れやカビの心配がなく、鏡開きのころに包んでしまっておけば、翌年もそのまま飾れます。
2027年の干支は未(ひつじ)。ガラスの鏡餅に木の干支の置物を添え、一枚のお盆にまとめて飾れば、棚の上や玄関の一角にも、お正月の場所をつくれます。この記事では、埼玉を拠点にするガラス作家・石橋和法さんの鏡餅と、静岡の柴田木芸社の木の干支とお盆を組み合わせた飾り方、飾る日と片付ける日の目安を紹介します。
ガラスの鏡餅という選択
鏡餅は、お正月に年神様を迎えるためのお供えとして飾られてきたものです。本物のお餅は乾燥してひびが入ったり、カビが生えたりしやすく、飾る場所にも気をつかいます。ガラスの鏡餅なら、その心配がなく、毎年同じものを飾れます。
石橋和法(風村)さんの鏡餅は、ソーダガラスでつくられた鏡餅です。つくり手は「落ちついた雰囲気が特徴の一品」と紹介し、「季節の行事を大切にしながらも少し自分らしさを」という言葉を添えています。産地は日本、価格は税込5,280円(2026年10月時点)です。
石橋さんは1988年、長野県松本市生まれ。東京ガラス工芸研究所、瀬戸市新世紀工芸館で学び、2015年から埼玉を拠点に制作を続けています。活動のコンセプトは「暮らしに彩りを」。鏡餅のほか、グラスや小鉢などのガラスの器もつくっています(手作りのガラス酒器と小鉢で晩酌を)。
なお、鏡餅の大きさは商品説明に記載がありません。飾りたい場所に合うかは、商品ページの写真で確かめるか、つくり手に問い合わせてください。

2027年の干支「未(ひつじ)」を木の置物で
干支は、子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)の十二支を、一年ごとに順に当てはめたものです。2026年の午(うま)に続き、2027年は未(ひつじ)の年です。
静岡県島田市の柴田木芸社(シバモク・ショップ)のコロコロシリーズ 干支/ひつじは、木でつくられた干支の置物です。つくり手によると無塗装で、「お子様が口に入れても安心」とのこと。小さな子どもがいる家でも飾りやすい置物です。価格は税込2,420円(2026年10月時点)、商品ページのサイズ表記は「100 130 70」です。

同じシリーズの干支/うま(税込2,420円、サイズ表記「110 120 70」)は、2026年の干支です。年の暮れまでは今年のうまを飾り、元日からひつじに替える。2026年生まれの子どもの干支として、うまを手元に残しておく。そんな楽しみ方もできます。
柴田木芸社は、木製雑貨や家具のほか、銘木のツキ板(木を薄くスライスした板)の製造・加工も手がける会社です。
年輪盆を飾り台にして、まとめて飾る
鏡餅と干支の置物を、棚や玄関にそのまま置くと、まわりの物にまぎれて「お正月の場所」になりにくいものです。一枚のお盆を飾り台にすると、飾る範囲がはっきりし、掃除のときもお盆ごと動かせます。
柴田木芸社の年輪盆(フチあり)小 直径約280mmは、天然木の無垢材ではひび割れや反りで品質を保つのが難しい年輪の模様を、0.3mmほどのツキ板に加工する技術で、薄く丈夫に仕上げたお盆です。一枚ずつ手づくりで、色は「時代色(漆調民芸色)」。価格は税込5,830円(2026年10月時点)です。お正月が終わったら、ふだんのお盆として使えるのも、飾り台を兼ねる良さです。
組み合わせの一例は次のとおりです。鏡餅の大きさは商品説明に記載がないため、お盆にのせて飾りたい場合は、商品ページの写真で大きさを確かめてから選んでください。
| 役割 | 品 | つくり手 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| お供え | 鏡餅 | 石橋和法(風村) | 5,280円 |
| 2027年の干支 | コロコロシリーズ 干支/ひつじ | 柴田木芸社 | 2,420円 |
| 飾り台 | 年輪盆(フチあり)小 直径約280mm | 柴田木芸社 | 5,830円 |
| 合計 | 13,530円 |

いつ飾って、いつ片付ける?
鏡餅などの正月飾りは、一般に12月28日に飾るのがよいとされます。「八」が末広がりで縁起がよいとされるためです。29日は「九」が「苦」に通じるとして、31日は「一夜飾り」になるとして、避けられることが多い日です。
| 時期 | 目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 12月28日 | 飾り始めによいとされる日 | 「八」が末広がりで縁起がよいとされる |
| 12月29日・31日 | 避けられることが多い日 | 29日は「苦」に、31日は「一夜飾り」に通じるとされる |
| 1月11日ごろ | 鏡開き(鏡餅を下げる日) | 地域によって15日や20日のことも |
| 鏡開きのあと | ガラスの鏡餅を片付ける | 干支の置物は、そのまま一年飾ってもよい |
ガラスの鏡餅は食べられないので、住んでいる地域の鏡開きの日を片付けの目安にするとよいでしょう。干支の置物は、正月飾りと一緒に片付けてもよいですし、その年の干支として一年を通して飾る人もいます。
しまい方と手入れ
- ガラスの鏡餅:片付ける前に、やわらかい布でほこりや指のあとを拭き取ります。欠けを防ぐため、布や紙で包んで箱に入れ、ほかの物とぶつからない場所にしまいましょう。
- 木の干支の置物:無塗装の木は水分を吸いやすいため、汚れは乾いた布で拭くのが基本です。湿気の多い場所や直射日光の当たる場所を避けて保管します。
- 年輪盆:お盆として使ったあとの手入れは、届いた品の注意書きに従ってください。
いずれも、細かな手入れ方法はそれぞれの品の注意書きを優先してください。
この記事で紹介した品
| 品 | 価格(税込) | 特徴 | つくり手 |
|---|---|---|---|
| 鏡餅 | 5,280円 | ソーダガラス。落ちついた雰囲気 | 石橋和法(風村) |
| コロコロシリーズ 干支/ひつじ | 2,420円 | 2027年の干支。無塗装の木。サイズ表記「100 130 70」 | 柴田木芸社 シバモク・ショップ |
| コロコロシリーズ 干支/うま | 2,420円 | 2026年の干支。無塗装の木。サイズ表記「110 120 70」 | 柴田木芸社 シバモク・ショップ |
| 年輪盆(フチあり)小 直径約280mm | 5,830円 | ツキ板で年輪の模様を生かした手づくりのお盆。時代色(漆調民芸色) | 柴田木芸社 シバモク・ショップ |
送料は、つくり手ごとのショップ情報に記載があります(2026年10月時点)。
- 石橋和法(風村):全国一律900円、北海道・沖縄は1,200円(離島の送料はショップ情報で確認を)。お客様都合の返品は受け付けておらず、作品が破損していた場合は、到着から1週間以内に連絡します。
- 柴田木芸社 シバモク・ショップ:全国一律1,000円、北海道・沖縄は1,500円。基本的に返品は受け付けていません。
よくある質問
いつまでに注文すれば、28日に間に合いますか?
お届けまでの目安は、商品ページの表示をご確認ください。手づくりの品は、時期によって用意できる数が限られることもあるため、飾る日から逆算して早めに注文すると安心です。
小さな子どもがいても飾れますか?
干支の置物は無塗装で、つくり手は「お子様が口に入れても安心」と説明しています。ガラスの鏡餅は割れものなので、子どもの手が届かない高さに飾ると安心です。
干支の置物は、毎年買い替えるものですか?
決まりはありません。その年の干支を一つずつ迎えて並べていく人も、毎年入れ替える人もいます。生まれ年の干支を、記念に手元に置いておくのもよいでしょう。
贈り物にもできますか?
年末の手土産や、離れて暮らす家族へのお正月の贈り物にも使えます。のしや包装の対応は商品説明に記載がないため、必要な場合は注文の前に各ショップに確かめてください。